日本には、毎年「選手権」というものがあり、日本全国の若者たちが正月の「国立」をめざす。東南アジアの国、ミャンマーでは、学校の授業には体育、音楽、技術などの芸術系の科目はなく、部活もなく、全国大会というものも存在はしなかった。
2015年、ミャンマーサッカー協会、ミャンマー教育省とのタイアップにより、そして日本財団のサポートにより、ミャンマーにおいて初めての全国大会が行われた。
決勝戦の激しい熱戦の末、Mandalay(マンダレー)チームが初の全国制覇!
勝敗はついたが、勝った、負けた、双方のチームの選手たちにはそれぞれの達成感の表情を見ることができた。特にマンダレーの子供たちの笑顔は忘れることはないだろう。
マンダレーのこの子供たちにとっては、日常のサッカー・プレーの延長にあった小さな一歩かもしれないが、ミャンマー全土のサッカーが大好きな子供たちにとっては、大きな大きな一歩であったのではないだろうか。サッカーで世界が拡がるという感覚。どこでも手に入るサッカーボールというものを通じて、仲間ができて、地元の大会の先に全国大会があり、勝ち残ってヤンゴンに集結し、さらにレベルの高い戦いをする、そのサッカーは世界中どこでもプレーされており、スポーツを通じて世界とつながっている、つながることができると感じることができる。
このような感覚を、未来を担う子供たちが感じられることは、大きな財産ではないだろうか、と以来毎年1月になると感じる。
この時の気持ちに素直になり、この全国大会の優秀選手25名そして育成者・指導者を含めて日本に招待する「Road to Japan」Projectを実行することを決心した!
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